「31歳で4000万円を貯める」なんて、一部の高収入エリートの話だと思っていませんか?
実は私は、普通のサラリーマンで年収500万円程度。
それでもしっかり貯金を増やし、投資を活用してこの金額に到達しました。
この記事では、私が4000万円を貯められた5つの理由をお伝えします。
ぜひ最後までお付き合いください!
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
理由1:福利厚生の手厚い会社
福利厚生が手厚い会社を選んだことが、私の資産形成の基盤です。
どんな会社で働くかは、資産形成に直結します。
私の場合、特に大きかったのは住居費の補助。
独身の時は寮に住んでいて、水道・光熱費込みで月に1万5千円。
結婚後は社宅。月3万円で都内に住んでいます。
また、年に6万円分の育児用品が支給されるなど、生活費を抑える福利厚生が充実していました。
これらはたまたまの結果ではなく、就職活動の時点で「人件費に多くの資金を割いている会社」を調査して選んだ結果です。
会社が利益を上げるという意味では人件費は削減した方が良いですが、働く従業員にとっては人件費をかけている会社で働く方が好ましいです。
この選択がなければ、4000万円には到達できなかったでしょう。
理由2:貯蓄を加速させた期間があった
私の資産形成の中で、最も貯蓄が増えたのが入社3年目の1年間でした。
この期間、長期出張に出ていたことで手取りが約2.5倍になりました。
出張手当や宿泊手当が給与とは別に支給されるうえ、出張先は国内の地方でお金を使う場所も少なく、自然と貯金が増えていきました。
その結果、この1年で700万円も貯金ができました。
この資金が後々の投資の種銭となり、資産をさらに増やす原動力になりました。
年収が突然増える特別なチャンスがあれば、それをどう活かすかが重要です。私の場合は、この機会を無駄にしないよう節約を徹底し、将来の資産形成につなげました。
理由3:リベ大YouTubeに早い時期に出会えた(リベ大信者ではありません)
貯金を大きく増やしても、正しい投資を選ばなければ資産を増やすことは難しいです。
私にその知識を与えてくれたのが、「リベラルアーツ大学」のYouTubeチャンネルでした。
長期出張から戻り、書店で偶然リベ大の本を手に取ったことがきっかけです。
当時はまだ今ほど知名度が高くありませんでしたが、その内容が衝撃的で毎日欠かさず動画を視聴するようになりました。
妄信はだめですが、この人の言うことは大体あっていそうだなと思える人と出会えたのは大きかったです。
理由4:筋の悪い投資を早めにやめられた
貯金が増えたからといって、全てが順調だったわけではありません。
投資を始めた当初、私はいわゆる「筋の悪い投資」に手を出してしまったことがあります。
その中でも特に大きかったのが、ソーシャルレンディングと会社の財形貯蓄(個人年金保険)です。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングは、インターネットを通じて投資家から資金を集め、その資金を企業やプロジェクトに貸し付けるという仕組みです。
利回りが高く見えることから魅力を感じていましたが、実際には高リスクな投資でした。
私が利用していたソーシャルレンディングプラットフォームでは、一部の案件が返済不能に陥りました。
他の案件のプラスがあったので、プラスマイナス0ですんだのが救いでした。
財形貯蓄
会社の財形貯蓄(個人年金保険)は会社の福利厚生制度の一環でした。
拠出額が所得から控除されるので節税メリットがあり、利率も銀行にいれるよりもよい(年0.5%くらい)だったので使っていました。
リベ大のyoutubeを見て、コストの高さや運用効率の低さを知り、解約を決めました。
財形貯蓄は会社の新人研修で案内があるので、多くの人が入っちゃうんですよね。。。
これらの経験を通じて学んだのは、投資をする際には「仕組みを徹底的に理解すること」と「リスクとリターンのバランスを冷静に見極めること」の重要性です。
正しいお金の知識がなければ、これらの投資を続けて資産形成に失敗していた可能性もあります。
現在おこなっているインデックスファンドや高配当株投資への投資に注力できたのは、こうした失敗を経て得た学びのおかげです。
理由5:金銭感覚が合う妻と結婚できた
資産形成を進める上で、金銭感覚の合うパートナーとの出会いと結婚は、私にとって大きな幸運でした。
特に、次のようなお金の使い方に対する姿勢が共通していたことが重要でした。
1. ブランド物や高価な物に興味がない
妻はブランド品や高級志向にほとんど興味がなく、必要なものを必要なだけ買うシンプルなスタイルを好んでいます。
「見栄を張るためのお金は無駄」という価値観は、資産形成に大きい影響を与えました。
2. 生活の基本は節約
普段の食事はほとんどが自炊で、外出するときも水筒を持参します。
「外食をゼロにする」ほど極端ではありませんが、普段の生活費を抑える意識が高いです。
3. 体験にお金を使うことを重視
私たちはモノを買うよりも、旅行や趣味などの体験にお金を使う方が好きです。
例えば、国内外を旅する計画を立て、費用を抑えつつ充実した時間を過ごす方法を考えることが、二人の楽しみの一つです。
この「モノより体験」という価値観の一致が、お互いに満足感を得ながら無駄な出費を抑える助けになっています。
4. 趣味への投資は適度に
私も妻も趣味にはお金を使うべきだと考えていますが、その範囲はあくまで「自分たちの収入や貯蓄目標の範囲内」です。
妻はゲームが好きで、必要な機器やソフトは購入しますが、あくまで計画的。一方で無駄な買い物や散財は一切しません。
5. FIREの考え方への共感
私がFIRE(経済的独立と早期リタイア)の目標を語ったとき、妻はそれをすぐに理解してくれました。
むしろ、彼女自身もその考え方に共感し、「無駄な消費を減らして資産形成に集中しよう」と積極的に協力してくれました。
二人で目標を共有し、協力し合える関係は、資産形成を加速させる原動力となりました。
さらに結婚後、彼女が数百万円の貯蓄を持っていることを知り、それを二人の資産として投資に回せたことも、非常に大きな助けとなりました。
妻はもともと堅実な金銭感覚を持っており、独身時代にしっかりと貯蓄していたのです。
まとめ
目次に戻る場合はこちら
今回は31歳で4000万円貯められた理由について紹介しました。
これらは特別な人だけが実践できるものではありません。
小さな選択と日々の積み重ねが、資産形成の大きな結果を生み出します。
この記事を通じて、皆さんが自分自身の資産形成の道筋を見つける一助になれば幸いです。
私の人生を変えた本の改訂版が発売されました。
未読の方はぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
にほんブログ村
応援クリックいただけると励みになります!