一生懸命働いているけど全然お金がたまらないよ……
こんな人のための記事です。
当然ですが、貯金できる最大の金額は (収入ー生活費) です。
サラリーマンとして安定した収入を得ている場合、収入を今よりも100万、200万増やすのは、スキル・経験がないと厳しいですよね。
なのでまずは生活費を下げることが必要になります。
生活費を抑えるにあたって、私が一番感じているのは住居費を削減することが先決だということです。
かくいう私も結婚前は月1.5万円で寮に、結婚後は月3万円で都内の社宅に住んでいます。
この記事では、サラリーマンが貯金するには社宅・寮を活用するべき4つの理由を解説します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
社宅・寮を活用すべき4つの理由
理由① 住居費が生活費の最も大きい割合を占める
総務省がまとめている家計調査報告書より、
単身世帯、二人暮らしの1か月の平均生活費は下記のようになっています。
(二人以上世帯:「家計調査報告書」(二人以上の世帯)2022年(令和4年)|総務省統計局
第2-6表家計調査 家計収支編 ”二人以上の世帯のうち勤労者世帯(民営借家)”より年収300~350万円
一人暮らし世帯:「家計調査報告書」( 単身世帯)2022年(令和4年)|総務省統計局 第8表 民営借家より)
ご覧のとおり、住居費が最も大きな割合を占めています。
何かを改善する際は一番大きな部分に注目するのが正攻法です
住居費を抑えることで生活費を効率よく抑えることが出来ます。
また住居費は固定費なので、一度下げられればその後は意識することなく生活費を抑えることが出来ます。
理由② 税金面で有利
住宅費分の給料をもらったり家賃補助を受け取ったりするよりも、社宅を利用することは税金上のメリットがあります。
例えば私の場合、普通に借りれば10万円の家賃の借上社宅に3万円で住んでいます。
この差分の7万円を家賃補助で受け取ってしまうと、所得が7万円増えるので所得税や住民税、社会保険料の負担が増えます。
実質的にもらえる金額は約5.5万円に目減りしてしまいます。
月給7万円UP or 社宅 なら、社宅の方が手取り額が増えるということですね
理由③ 業務で成果が出ても出なくても、恩恵を受けられる
福利厚生なので、業務の成績によらず恩恵を受けることが出来ます。
サラリーマンであれば、自分の頑張りと評価が一致しないことがあります。
ずっと会社からの評価が見合わなければ環境を変えるべきです。
ですが、一過性の低評価に対してすべて文句を言っていたら、会社員を続けることはできません。
自分の頑張りが評価されなかったときに、「社宅があるからまあいいか」と思えるのは大きな心の支えになります。
寮・社宅があることによるメンタル面での支えが意外と重要だと思っています。
理由④ 水道光熱費を抑えられる場合も有り(寮の場合)
一部の独身寮では、水道光熱費が寮の支払い代金に含まれていることがあります。
私も独身時代に入っていた寮では、水、電気、ガスが使い放題でした。
この環境ではバリバリお金がたまりますね
社宅・寮のデメリット4点
デメリット① 住む場所を選べない・限定されている
会社が用意してくれているので、場所を自由に選ぶことは当然できません。
借上社宅の場合も、いくつかの選択肢から選ぶことになることが多いです。
新しくてオシャレな家に住むんだ!
というように自分で住む場所をどうしても決めたい場合は寮・社宅は向きません。
デメリット② 狭い
特に寮は、狭いことが多いです。
私も独身時代に入っていた寮は6畳1間でしたし、他の大企業に入社した同期も同様でした。
風呂やトイレが共同という場合もあり、そこが耐えられないと方には厳しいかも……
社宅の場合も、会社として用意できる費用は限定されているので、部屋の大きさには限度があります。
広くてのびのびとした家に住むんだ!
という方は難しいかもしれません。
デメリット③ 居住可能年数が決まっている
社宅・寮は居住可能年数が決まっていることがほとんど。
自分の給料の伸び率を考えつつ、居住年数を超えた際にどうするかを考えておく必要があります。
私はあと7年居住可能です。
退去の前に転職することを考えています。
デメリット④ プライベートで会社の人と会う可能性がある
会社の人が同じ社宅・寮に住んでいるため、プライベートで会社の人と合う可能性があります。
平日頑張ったら、休日は少しでも仕事のことは忘れたいもの。
そんなときに会社の知り合いと会うのは、人によっては嫌ですよね……
私の場合、社宅で選べるアパートの数が多いので、会社の知人は近所にいません。
独身寮の時は毎朝、毎晩、会社の人と顔を合わせていましたが、ちょっと嫌でしたね。
まとめ
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今回は社宅・寮について紹介しました。
サラリーマンの給料は安定していますが、なかなか大きく増えません。
給料を大きく増やすには転職が必要ですが、スキルや経験がないとそれも難しいです。
ならばまずは福利厚生のある環境に身を置いて、生活費を減らすことから始めるのはいかがでしょうか。
大企業の場合は社宅・寮がある企業が非常に多いです。
福利厚生を積極的に使用してみましょう。
私の友人でもせっかく格安で住める寮にいたのに、
狭いし、古いし、嫌だ!
と、手取りの60%以上も家賃がかかる部屋を借りて引っ越し、全然お金が貯まらない人がいます。
とてももったいないですよね。
社宅・寮の制度がない企業にいる方は、転職を検討してみませんか?
給料は同じでも、社宅・寮がある会社に転職できれば、楽に貯金できるようになります。
プラス50万、100万の給料アップをねらうのもありですが、
給料は同じで社宅制度アリの企業を狙うのもありだと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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