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辞めたら後悔する?大企業にとどまるべき5つの理由

仕事

仕事がつまらない

成長している実感がない

新卒で大企業に入社し、しばらく働いてみたけれど、こんな不満を抱えていませんか?
もしかしたら、中小企業への転職やフリーランスへの挑戦を考えているかもしれません。

自由な働き方や新たなやりがいに心惹かれるのは自然なことです。
しかしその一方で、安定した収入や充実した福利厚生を手放すリスクについて、十分に考えたことはありますか?

お金があれば、人生の楽しみ――旅行や趣味、家族との時間――を存分に味わえます。
そして、大企業はその楽しみを支える経済基盤を与えてくれる存在なのです。

この記事では、大企業で働き続けるべき理由を金銭的なメリットを中心に解説します。
辞める前に、知っておきたい大切な真実を一緒に見ていきましょう!

この記事を書いている人
シャチ
シャチ

結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!

本記事における大企業の定義 (賃金構造基本統計調査の定義)

・大企業:常用労働者 1,000人以上
・中企業:常用労働者 100~999人
・小企業:常用労働者 10~99人

理由1 – 賃金格差の現実

2023年度の「賃金構造基本統計調査」によれば、大企業と中小企業の間には顕著な賃金格差が存在します。
例えば、男性25~29歳の月収差は約3万円。
ボーナスを考慮すると年間50万円以上の違いになります。
年齢が上がるにつれてその差はさらに広がり、55~59歳では月収で13万円もの差に達します。

もちろん、近年では能力に応じた評価制度が整備されつつありますが、それでも「所属する企業」が給与に大きな影響を与えるのが現実です。
中小企業で秀でた能力を持つ社員よりも、大企業のポンコツ社員の方が高収入を得られるケースが多いのです。

やりがいやスキル向上を追求するのも良いですが、それが今の収入を犠牲にするだけの価値があるか、慎重に考えるべきではないでしょうか?

理由2 – 福利厚生の魅力

大企業の強みは賃金だけではありません。
福利厚生の充実も大きなメリットです。
たとえば、社宅や家賃補助制度を利用できる企業は、大企業の方が圧倒的に多いことがデータから明らかです。

実際、転職サイトdodaの求人データを調べると以下のようになっています。

転職サイトdodaの求人データ(2024年11月24日時点)

・大企業(従業員1000人以上)
 全体求人数:91,931 
 社宅家賃補助制度ありの求人数:53,318

・中小企業(従業員1000人未満)の求人
 全体求人数:153,549 
 社宅家賃補助制度ありの求人数:35,857

全体の求人数は中小企業の方が多いにもかかわらず、社宅家賃補助制度ありの求人数は大企業の方が多いことが分かります。

大企業で勤める私自身も都内の社宅に月3万円で住んでおり、このおかげで蓄財が加速しました

賃金に加え、こうした福利厚生を活用することで、経済的な安定感がさらに高まります。
自由を求めて転職する前に、現在の恵まれた状況を一度振り返ってみてはいかがでしょうか?

理由3 – フリーランスの現実

「自由な働き方」を夢見てフリーランスを目指す人もいますが、その道は決して楽ではありません。
一度、クラウドワークスやランサーズのようなプラットフォームに登録して仕事をしてみてください。
報酬の少なさや案件受注の難しさに驚くはずです。

大企業では何もしなくても仕事が与えられ、それをこなせば一定の報酬が得られますが、フリーランスではすべてが自己責任です。
黙っていても収入が安定する大企業の環境が、いかに恵まれているか実感するでしょう。

理由4 – 大企業にアホはいない

ここからは金銭面以外の理由です。

大企業で働く人はそれなりの大学を出て採用面接を突破しているので、意思疎通が全くできない人はいません

一方でフリーランスや中小企業で働くと、
・納期を守らない
・時間を守らない(約束していた会議を無断欠席するなど)
・報連相をしない(不足している等ではなく、しない)
こういうビジネス人として終わっている人と出会う確率が大きくなります

私も最近、趣味の一環でイベント運営をした際に5,6人で協力することがあったのですが、上記のような人が過半数以上でかなり苦労しました。
(足を引っ張っていたのは全員小さい企業の従業員)

普段の仕事では感じたことがないストレスを感じ、「いまの職場って自分が思っている以上に恵まれていたんだな…」と再認識しました。

理由5 – 会社員で自己実現を考えることはナンセンス

サラリーマンの働き方について述べた『幸福の資本論』のなかで以下のような記載があります。

君が毎日会社で働くことができるのであれば、まず飛び抜けた個性は持ち合わせていないと思った方がいい。突出した個性のある人材なら入社もできないし、たとえ働き出しても長くは続かない。

大手企業の採用責任者が見ているのは、その学生が「興味の持てない仕事、裁量権のない仕事、希望していない地域での勤務」を命じられても、組織の中で縁の下のちから持ちの役割を果たせるかどうかなのです。

大企業に入社できた人、大企業でしばらく働くことが出来た人は、その時点で飛び抜けた個性は持っていません。

“縁の下のちから持ち”の適正を認められたから、大企業に所属することが出来ているのです。
そうであれば、その適正を生かしてお金を稼ぐ方が理にかなっていると思います。

ありもしない自分の個性を信じて、自己実現を考えることはナンセンスです。

まとめ:最低賃金で働いても十分なくらいお金をためたらやめるくらいが丁度いい

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今回は大企業にとどまるべき5つの理由について紹介しました。

大企業にとどまるべき理由

・賃金格差の現実
 →大企業の方が賃金が高く、高齢になるほど差が広がっていく

・福利厚生の魅力
 →求人総数は中小企業の方が多いのに、社宅家賃補助制度ありの求人数は大企業の方が多い

・フリーランスの現実
 →個人で働くのは予想以上に難しい

・大企業に超アホはいない
 →最低限のビジネスマナーがある人しかいない

・会社員で自己実現を考えることはナンセンス
 →大企業に入社できた人はその時点で飛び抜けた個性は持っていない

それでも大企業で働くことに窮屈さを感じることがあります。
どうせやめるなら、出来るだけしがみついてお金を会社から搾り取って、今後最低賃金で働いても十分な状態にしてから、辞めるのが良いと思います。

大企業は誰もが入れる会社ではありません。
学生のときに遊ぶのを我慢して勉強して、就活を頑張ったから入社できているはずです。
その頑張りを無駄にするのは非常にもったいないです。

どうせやめるなら、人生で積み重ねた努力を相応に回収してから、気持ちよくやめましょう

シャチ
シャチ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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