上司が仕事が出来なくてイライラする
上司が無能でモチベーションが下がる
こんな人のための記事です。
「なんでこの人が上司なんだろう?」
こう思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
かくいう私も1年前は直属の上司を無能だと思っていました。
ただ、無能な上司に振り回されて自分の仕事へのモチベーションが下がるなんてつまらないですよね。
また、「上司が無能だからこんな会社は嫌だ」という理由で安易に行った転職は失敗するかも。。
今回は上司が無能と感じた場合の対応についてご紹介します。
結果だけ知りたい方は、最後のまとめをどうぞ!
上司が無能と感じた場合の対応
上司が無能と感じた場合、以下の2ケースが考えられます。
・部下からは無能に見えるが、実は無能ではない
・本当に無能
順番に見ていきましょう。
ケース① 部下からは無能に見えるが、実は無能ではない
評価される能力があるから上司になっている
部下の立場からみると無能に見えるが、本当は無能ではない場合があります。
実際、このパターンがほとんどだろうと感じています。
なぜなら上司は、さらに上の上司に評価されたから今のポジションにいるからです。
部下の立場からでは見えない能力があるからこそ、評価されて上司になっています。
例えば上司に感じる不満に「仕事が遅い」というものがあります。
ハンコ一つ押すのに何で1日かかるんだよ、と私も上司に対して思っていました。
上の立場になるほど、当然ですが業務量は増えていきます。
目の前の仕事だけでなく、部下のマネジメントや将来の事業計画など、部下には見えない大量の仕事があります。
大量の仕事をさばきながら、部下の仕事の相手をしているわけですから、 対応が遅くなるのも無理はないですよね。
上司が無能だと感じてしまう一番の原因
上司が無能だと感じてしまう一番の原因は、「上司は部下の仕事を100%理解しているはずだ」という過度な期待だと思います。
上司はマネジメントが仕事なのだから、部下の仕事を100%管理すべき。
だから、部下を管理できていない上司は無能だ、という考えです。
ただ、上司が部下の仕事を完全に理解/管理することは絶対にあり得ません。
何人もの部下を束ねており、上司自身も仕事を持っているので、 部下1人1人の仕事の状態を完全に把握することは不可能です。
対応方法
この場合の対応は部下側から歩み寄ることです。
つまり「積極的にコミュニケーションをとる」、「上司が部下をマネジメントするべきという考えを捨てる」ことです。
私も1年前は直属の上司のことを無能だと思っていました。
何か相談しても、ろくなアドバイスをもらえなかったためです。
ただ、これではだめだと心を入れ替え、コミュニケーションを積極的にとりました。
具体的には、在宅勤務のためメールでの連絡が多かったのですが、電話で話すことを多めにしました。
結果、自分の仕事の状況がうまく伝わっていなかったために、いいアドバイスをもらえなかったのだとわかりました。
結局、自分のせいだったわけですね。。。
今では1年前よりも有用なアドバイスをもらえるようになり、 仕事がやりやすくなったと感じています。
ケース② 本当に無能
上司の状況を把握して上司のマネジメントを試しても「やっぱり、この人は無能だ」という結論に達したなら、まずはさらに上の上司に掛け合いましょう。
正常な会社なら、配置変更で上司を変えることができます。
私の会社でも、上司とそりが合わずにストレスを抱え、上層部に相談して部署変更した人がいました。
変更後の部署でのびのびやっているその人を見て、 つぶれる前に上層部に相談する有用性を感じました。
上層部や人事に言っても状況が変わらないならば、転職を検討しましょう。
大切なのはまずは自分が出来ること(上司のマネジメント、上層部への相談)を全て試したうえで、転職を検討することです。
本当は自分に原因があるかもしれないのに転職しても、 別の会社で同じ事態が発生する可能性が高いです。
もう一つの選択肢
会社員である以上、上司は選べません。
であれば、会社員として働くことへの依存度を下げることで人間関係のストレスを下げる、という方法があります。
具体的には副業・投資を始めることです。
ほとんどの人はお金を稼ぐために会社員をしています。
無能な上司にイライラするのは、その上司が自分の給料の増減を決める決定権を持っているためです。
会社でもらうお金が人生に及ぼす影響を小さくできれば、 会社の人間関係に悩まされずにすみます。
まとめ
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今回は上司が無能と感じた場合の対応について紹介しました。
海外サッカーが好きでYouubeのサッカー解説をよく見るのですが、 最近のお気に入りはレオザフットボールさん。
元芸人のサッカー指導者で、分かりやすくサッカー戦術を解説してくれます。
そんなレオさんの言葉で好きなのが、 「上を目指す人は、自分に矢印を向けて努力できる選手だ」というものです。
何か問題にぶち当たったときに、周りのせいにせずに、自分に出来ることを考えて努力できる人が成功できる人だという意味です。
上司が無能と感じた場合もこれが重要だと思います。
無能な上司は確かにいると思います。
大事なのはそのような場合にどう対応するかです。
上司や会社のせいにして、文句を言うだけで何もしなかったり、安易な転職を繰り返したりするのか。
それとも自分にできることを探して努力するのか。
自分に矢印をむけられるかが重要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!