PR

東京都内で未熟児を生んだ場合の届出(養育医療、医療費助成)

不妊治療
シャチ
シャチ

先日子供が生まれました!

約3年の不妊治療の末に、我が家に来てくれました。
うれしい気持ちでいっぱいです。

早産で未熟児のため、現在は病院で入院中です。

今回は誕生後におこなった役所手続きをまとめました。
手続きの数が多いうえに、「この書類を出すためには事前にこっちの申請が必要!」 というものもありました。

同じ境遇の方がいれば、参考にしていただければと思います。

私の状況は以下のとおりです。

・会社勤め
・”妻”と”生まれてくる子供”は私の会社の健康保険に入る
・都内住まい
・第一子の出産
・子供は出生時体重2000g以下の未熟児
・出産育児一時金の直接支払制度を使用。窓口で差額分を支払い済み

出産後の一連の手続き

出産後の一連の手続きは以下の表のとおりです。
申請を行った順番通りに記載しています。
(自治体ごとに必要な申請は異なります。ご自身が住んでいる自治体のwebサイトで必ず確認してください!)

(1).出生届

子どもが生まれたら、一番最初にする手続きです。

【期限】

出生後14日以内(生まれた日を入れて14日)

【提出方法】

役所窓口

【必要書類】

・出生届1通(病院で出生証明書がついた出生届をもらうので、必要事項を記載)
・届出人の認印
・母子健康手帳

病院から出生証明書がもらえたのは生まれてから1週間後でした。
生後14日以内に出さないといけないので、少しやきもきしました。

出生届は役所でも事前にもらえますが、出産後に出生証明書がついた出生届を病院でもらえるので、そちらを使用すればOKです。

(1)’. マイナンバー記載の住民票の入手

出生届を出すと、数十分後には個人番号が記載された住民票の発行が可能です。
出生届を出したタイミングで住民票をがほしい旨を戸籍係の窓口で伝えて2,3枚入手しましょう。
018サポート健康保険証の発行時に使えるので効率的です。

(2). 児童手当

中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童に対し、毎月手当が支給されます。

申請した日の翌月分から支給なので申請は早い方が良いです。

【提出方法】

役所窓口、郵送、オンライン

【必要書類】

・本人確認書類および個人番号確認書類(申請者・配偶者)
・振込先普通預金口座(申請者名義)を確認できるもの

出生届を出した同じタイミングで役所窓口で申請可能なので、まとめて済ませるのがおすすめです。

(3). 出生通知票

赤ちゃんが生まれたことを役所に伝える通知票です。
提出後、すべての家庭を助産師・保健師が訪問します。

提出後、助産師・保健師から電話が来るので、訪問日時を調整します。

未熟児の場合は、退院日が分かったら連絡することで、退院後に訪問してくれます。

【提出方法】

郵送

【必要書類】

出生通知票(母子健康手帳についています)

(4). 018サポート

都内に住む18歳以下の子供に対し、一人当たり月額5,000円(年額6万円)を支給する制度です。

提出方法

オンライン申請(郵送も可)

【必要書類】

・申請者の本人確認書類
 マイナンバーカードの場合 1点
 その他の本人確認書類の場合 2点(運転免許証、パスポート、障害者手帳、在留カード、各種健康保険証、国民年金手帳、住民票の写し など)

・振込口座を確認できる書類

・申請者と対象者(子供)との家族関係を確認できる書類
 対象者(子供)の医療証、健康保険証、住民票の写しのうち 1点
 (医療証や健康保険証はすぐには入手できないので、1’で入手した住民票の写しを使うのがオススメ)

オンライン申請時に、やや分かりずらいところがあるので、以下の記事が参考になります。

最大6万円の東京子供給付金「018サポート」を申請してみた 本当に難しい
東京都が、都内に在住する18歳以下の子どもに対し、1人あたり月額5,000円を支給する「018サポート」事業を始めました。親の所得制限なく支給されるもので、児童手当とは異なるので別途申請が必要になります。

(5). 未熟児のための養育医療給付

生まれた時の体重が2,000グラム以下または生活力が特に弱い新生児が指定医療機関で入院治療を必要とするとき、その治療に対する医療費(医療保険の自己負担分)を自治体が負担してくれます。

【提出方法】

健康保険所窓口に直接または郵送

【必要書類】

・養育医療給付申請書
 webで印刷したり、保健所で入手します。(***区 養育医療 などで検索推奨)

・マイナンバーカード  新生児本人、保護者(全員分)
 マイナンバーカードがない場合は、通知カード、マイナンバー記載の住民票の写しまたはマイナンバー記載の住民票記載事項証明書
 1′で入手した住民票の写しを使うのがオススメです。

・本人確認書類 (窓口で提出する方のもの)

・養育医療意見書
 webで印刷したり、保健所で入手した用紙を病院に渡し、お医者さんに必要事項を記載してもらう必要があります(***区 養育医療 などで検索推奨)

・保険証のコピー 新生児本人のもの(保険証が発行手続き中の場合は扶養主の保険証)

・世帯調書 

・住民税課税(非課税)証明書(世帯内で所得がある方のもの)
(世帯調書の税務情報の利用について同意があれば省略可)

必要書類の一つである”養育医療意見書”は病院でお医者さんに必要事項を書いてもらう必要があります。
フォーマットを印刷または保健所で入手して病院に提出します。
提出後、病院から書類が帰ってくるまでに2週間程度かかるので早めに対応しましょう。

シャチ
シャチ

未熟児の医療費は月に数百万円かかりますが、養育医療のおかげで負担は0円。
養育医療の手続きは本当に重要!!

(6). 健康保険証

勤めている会社に子供の健康保険証を発行してもらいます。

【提出先】

勤め先会社窓口

【必要書類】(私の会社の場合)

・マイナンバーが記載された住民票
・戸籍謄本

戸籍謄本は出生届をだしてから約2週間経たないと役所窓口で発行できませんでした。
結構時間がかかる。。

(7). 乳幼児医療証(マル乳医療証)

中学校3年生までの子供の医療費(健康保険の自己負担額・入院時食事療養費標準負担額)の助成を受けられます。

【提出方法】

役所窓口,郵送,オンライン

【必要書類】

・本人確認書類(申請者)
・健康保険証(児童)

オンラインで申請可能です。

さがす | マイナポータル
マイナポータルは、行政手続のオンライン窓口です。ご自身の所得・地方税、行政機関からのお知らせなど、必要な情報をいつでも確認できます。また、お住まいの地域のサービスや手続をお手元のパソコンやスマートフォンで簡単に検索でき、手続によってはそのま...

まとめ

目次に戻る場合はこちら

今回は東京で未熟児を出産した場合の必要な手続きについて紹介しました。

退院後で体がボロボロのお母さんがやるには大変な作業です。

オンラインで可能なものもありますが、出生届は役所に行くのが必須ですし、 郵送申請が可能な養育医療の申請も保健所に出した方が無難です。

必要な書類の確認~提出は父親がやるべきだと強く感じました。

今後お子さんが生まれた方の参考になればと思います!

シャチ
シャチ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村
応援クリックいただけると励みになります!

タイトルとURLをコピーしました